



お母さん、お父さん、毎日幸せに暮らしていますか? 「はい!」と笑顔で答えられるならば、きっとお子さんも幸せに包まれた毎日を送っていることでしょう。
こどもたちは、お母さんとお父さんの姿を見て、そこからたくさんのことを吸収して育っていきます。お子さんがうんと小さかったころのことを覚えていますか? きっとそのころのお子さんは、一生懸命にお母さんやお父さんの真似をしながら、手足の動かし方や物の扱い方を覚えていったはずです。お母さんやお父さんは、こどもたちのお手本です。それは、この先もずっと変わりません。

ですから、お母さん、お父さん、どうか真っ先に幸せになってください。ご両親が笑顔で幸せに暮らす姿を見て、こどもたちは「幸せになること」を学びます。「こどものために」と、しかめっ面をして無理をすると、こどもたちは、「だれかのために、しかめっ面をして無理をすること」を学んでしまいます。
「この子が幸せになってくれれば、それでいい」という思いを、きっと多くの親御さんが抱かれていることでしょう。そのための一番の近道は、お母さんやお父さんが幸せになってくださることなのです。

では、幸せとは何でしょう。その答えは、人によってさまざまです。でも、たったひとついえることがあるとしたら、自分にとっての幸せを見つけられる人や、幸せをつくりだせる人が、幸せになれるということです。
そのためには、心をオープンにしておくことが、とても大切です。そうすれば、日々のそこかしこにある小さな輝き−−たとえば澄みわたる青空や、風に揺れる花に胸をときめかせ、親しい人の思いやりあふれる言葉に感謝しながら、自分の求めるものを無心に追いかけていくことができます。

私たち飛谷こども研究所は、こどもたちと一緒に、お母さんやお父さんに幸せになっていただくことを心から願っています。何かとむずかしいことの多い社会状況ではありますが、そんな中でも心を開き、柔軟にして、たくましく幸せに生きていくお手本を、こどもたちに見せていただきたいと思います。
毎回、レッスン終了後には、保護者の方々にレッスンの様子をお知らせしながら、さまざまなことを話し合う時間をもうけています。そうしたコミュニケーションを通じて、より豊かな生き方を一緒に探っていきたいと思っています。
