


飛谷こども研究室では、こどもたちに繰り返し伝えている4つの言葉があります。それらの言葉はいずれも、こどもたちの存在を心から認め、生きることへの安心感をこどもたちの中に根づかせるものです。以下に、4つの言葉とその意味をまとめてみました。ぜひご参考にしていただき、ご家庭でもこんな視線でこどもたちを見守ってあげてください。

私たちは、だれひとりとして自分ひとりの力で生まれてくることはできません。私たちの両親が生まれ、出会い、結ばれ、やがてお腹に小さな命が宿り……どこかでほんの少しでもタイミングがずれていたら、「私」という存在は、この世にいなかったはずです。私たちの両親も、そのまた両親も、そうして生まれ、命をつないできました。だから、ひとりひとりの命が今ここにあること自体、奇跡といってもいいのです。そのすばらしい命を、そのまま受け入れましょう。

こどもたちにはひとりひとり、その子だけにしかない能力が必ず備わっています。それは他人と比較して優劣をつけるものではなく、その子ならではの個性でもあります。だから、ひとりひとりがとても大切な存在です。まずは、そのことをしっかりと自覚させてあげたいと思います。

その子にしかない個性を発揮して人生を豊かに生きるには、自分の心で感じ、頭で考え、自分なりのやり方を見つけて行動していくことがとても大切です。そのための力は、すべての子に備わっています。レッスンでは、そうした力をこどもたちから引き出し、その子だけの充実した人生を歩むための準備や練習をしていきたいと思います。

人生には迷ったり困ったりすることが数多くあるものですが、じつは私たちは、本当は自分がどうすればいいのかを、深い、深い意識の中で自覚しています。本当の答えは、私たちひとりひとりの中にあるのです。このことに気づいていれば、いつでも自信をもって、安心して、決断を下せる大人になれます。
